115　ゼロベース思考

ゼロベース思考

自分の思い込みや空想を持ち込まずに事実と向かい合う。

事実を見ないで勝手な思い込みや空想をして事実と違っていれば「こんなはずじゃなかった」と苦しい思いをしてしまう。

事実や出来事は良い方向でも悪い方向でもない。捉え方で変わってくる。自分の中の考えと比較して自分で判断している。前提にある自分の思い込み「こういうものだ」という考えを見直していく。前提にある自分の思い込みが土台となってしまうと、その上に建てられる考えも思い込みに寄せた考えになってしまう。

例えば「政治家」＝「頭が良い」と思っている人もいるだろう。ゼロベースにして「本当にそうだろうか？」と考える事に意識を向ける。当たり前に様に行っている作業であっても「本当に必要な事なのか？」探ってみる。

知らない間にたくさんの思い込みが自分を支配している事に気付く。無意識の中にある自分の思考は気付きにくいし、気付けない事もあるだろう。意識的に「本当に？」と疑う姿勢を付けていく。

ゼロベース思考を行う事で、事実を直視し「今、何をすべきか？」を考える。「こんなはずでは…」が「こういう事か」に変わっていく。