132 丁寧だから

啓発

「この資料があった方が丁寧だから、付け加えておく」という理由付けは煩雑な作業を生んでしまう。

誰にとって丁寧なのか?自分が丁寧であると思っていても相手が本当に丁寧と感じているか?

例えば「車の写真が1枚必要。アングルは車体全景で車種が解かれば良い」とあった場合、「いろんな角度で撮影し、相手に選んでもらう方が良い。その方が丁寧だから。」と相手に10枚写真を提出した場合と、その10枚の中で自分が選んだベストショットを1枚提出するのとでは、どちらが丁寧と感じるか?

相手はすぐに車種を確認したいだけなのに10枚も提出されては「選ばなければならい作業」が発生し迷惑に感じるかもしれない。またベストショット1枚だけであっても自分が思い込んでいるベストショットなだけであり、相手は「アングルがイマイチだな」と感じるかもしれない。

相手がどのように捉えるか。相手がどのような物を欲しがっているのか。をリサーチしなければならない。もっと情報を集める必要もある。自分の思い込みで「丁寧」だろうと、作業を増やす結果に繋がってしまう事を認識していなければならない。必要な物が必要なだけあれば、それ以上でもそれ以下でもない。的確に相手が欲しているものを必要な量だけ用意する。

自分勝手に「丁寧だろう」と資料を追加して、本当はいらない資料が増えていく。そうして煩雑な作業が増えていく。煩雑な作業を減らすために「何がどれだけ必要なのか」をしっかりと把握、理解し煩雑な作業を作らない様に心がける。

今行っている作業は本当に必要であるか?客観的な目線で精査する必要がある。

アンケートやゲームに参加して、カンタンお小遣い稼ぎ♪

コメント

  1. 川之辺 より:

    「誰にとって丁寧か?」を考えることについて、大変、共感します。
    何が正解かは、相手次第ですよね。

    この記事を読んでいて、
    「相手が何を欲しているかを考えるってのは愛だなぁ」と気づかされました。

    ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました