視点の変換
問題の表面にとらわれず、問題の本質に迫る。
ラッセル・リンカーン・エイコフ著『問題解決のアート』に掲載しているエレベーターの話です。
10階建てのビルにエレベーターが1台しかない。利用者はなかなか来ないエレベーターにイライラしていた。ここで解決策を考えていきましょう。
例えばの案です。
エレベーターを増設する→ → → コストが高く、時間もかかる。
階段の使用を促す。 → → → 毎日はつらい。3階ぐらいまで。
これらが表面的な解決であって、実際の解決策はこれです↓
エレベーターの前に鏡を設置する。鏡を設置することで身だしなみを整えたりする。時間を有効に使用し苦にならない様な工夫である。待ち時間の長さが問題でなく、待ち時間を有意義に使用できるか。これが表面に捉われない問題の本質の在りかの一つ。視点の変換だが、問題の在りかが変わる。しかしこれも解決の一つの内。
正解は一つではない。
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