112 フィードバックは事実と結果と理想の行動

啓発

フィードバックは事実と結果と理想の行動

フィードバックする時に自分の解釈で伝えてはいけない。相手が出してきた結果と、自分は相手を「どう評価しているか?」を分けた上で客観的に見直す必要があります。

仕事が遅いことに対して「速くしてほしい」「頼りない」等は事実や結果に対する自分の解釈です。フィードバックに感情を持ち込むと効果が下がります。期待値がずれている事に意識が向き、苛立ち等の感情が出てきて、必要でないフィードバックが生まれます。つまり無駄な時間になってしまいます。

まずは冷静を保ち、自分は何に対して不快に思うのか?を考える。自分の感情は客観視する。そして「何をしてほしいのか?」「どういう結果がほしいのか?」を考える。

そして相手に事実を伝える。「間違っている所」「期限を守る」など。その結果どういう障害が起きているのか、「次工程も遅れている」など。そして「どう行動したら良い結果に結びつくのか?」という理想の行動を伝える。

事実、結果、理想の行動、この3つは必ず伝える。

問題があれば出来るだけ早く伝える方が良い。「まだ初日だし、次を見てから」はダメです。これも自分の解釈になります。そして相手に「前回は良かったのに」と不信感を与えてしまいます。

相手にも理由があるのです。こちらから一方的に伝えるのではなく、相手の原因を探るために内省する事を促す質問が有効です。フィードバックは相手の成長のためです。相手の行動に対して改善点や評価を伝え、軌道修正し成果を上げていく事である。

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